住まい

【実例】一人暮らしでも出来るおしゃれなインテリアとコーディネートのコツ!

新しい家に引越しした方、もしくはこれからするという方自分の部屋をちゃんとコーディネートしたい!」と思っていませんか?
また、ずっとそう想い続けて実行出来ていないという方もいるかもしれません。

 

この記事では実物件のコーディネート過程から完成までのプロセスを通して、ご自身が部屋をアレンジする際のコツをご紹介していきます。

 

  • 第一に部屋の大きさや特徴を把握すること
  • 第二に部屋のイメージをすること
  • どこからどこまでで予算はいくらにするのか
  • そして具体的な要素を当てはめていく

という構成で各箇所でポイントをまとめて解説していきます。

 

最後まで読んで頂けると、今までなんとなくでしかなかった理想のお部屋がより具体的にイメージできるかと思います。

るにお先生

一級建築士のるにおです。この記事を読んで少しでもワクワクしてもらえたら嬉しいです。

1Kタイプ築10年のアパート

Before ~現状把握~

建物の特徴は以下になってます。
間接照明が特徴的ですが、間取りは1Kのよくあるタイプかと思います。

特徴

  • 築10年軽量鉄骨アパート
  • 1Kタイプ(キッチンは対面式)
  • 西向きの部屋
  • リビングには間接照明(コーブ)
  • 床の色は明るめ

写真

▼キッチンからリビングを見る

▼リビングから間接照明を見る

▼家具・家電を置いたときのサイズ感

設計プロセス

まず部屋を採寸するところから始め、サイズ感を把握します。

  1. ざっくりメジャーで測って記録する
  2. ノートに大きさ感を落とし込んでいく

大きさ感は"スケール"といいますが、今回はA4サイズに描いているため、1/50サイズとしています。

計測・平面上に記載

別の物件のメモですが、まずざっくり計測します。
※計測だけであれば1時間もかからないかと思います。

そして次に大きさ感を実際に落とし込んでいきます。
ここまでの作業で完成した図面がこちらです。

かっこよく言うと図面ですが、先ほどの内容をきちんと定規を使って書き写しただけです。
寸法を入れてあげるとより図面っぽさが出てきます。

あまり時間はかかりませんので、ここまではやってみることをおすすめします。

コーディネート

ここまで準備ができたら家具や全体のレイアウトを落とし込んでいきます。
それぞれの家具も寸法を抑えます。

ここでのポイントは、先ほどまでの用紙をコピーして好きなパターンを幾つか書いてみることです!
スケールも実際に落としていますので、ソファベッドデスクなど大きめの物の大きさだけでも簡単にメモするだけでOKです。

 

こちらは全体が決まってから原画にきちんと清書したものです。
着色したり、家具サイズや名称を入れるとプロっぽくなりますが、今回の目的はあくまでコーディネートなのでこちらは参考程度として下さい。

 

るにお先生

大きい家具は部屋の配置だけでなく、搬入経路通過できないこともあるので、玄関扉廊下エレベーターの大きさもざっくり把握しておきましょう。

パースでイメージを確認

これはイメージすが、私は平面上で立てた計画をスケッチでイメージを確認することもあります。
平面ではわからなかったことがかなり見えてきます。

るにお先生

私の場合はお客さんとのイメージ共有のため、スケッチを描くようにしています。気に入った方には画像でも差し上げてますよ!

 

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1Kタイプで叶えるこだわりの空間

After

ここまで計画を見て頂いたので、実際に先ほどの平面上で立てたプランがどうなったのか、完成写真を掲載していきます。

全体写真

ソファからの眺め

間接照明を軸に全体の構成をしています。

 

デスクとシェルフ

こちらは作業性にこだわったスタディコーナーです。
当初の計画からは多少変更しましたが、パソコンや作業の際はここを使用します。

 

ちなみにこちらのイスとデスクは以前紹介した「シェルチェア」を使用していて、価格も¥3,000程度とおしゃれかつお得な名作です。

 

ソファとパーテーション

パーテーションはソファとセットでコーディネートすることで、空間を間仕切るだけでなく、ソファが固定されるので寄りかかっても動かなくなります!

 

また機能性にも優れていることから、インテリアとしても活躍し、スマホの充電ケーブルも取り付けると便利です。

 

 

ちなみにパーテーションは床と天井で突っ張っているだけなので、取付が容易でカンタンには動きません。

 

るにお先生

パーテーションは空間を仕切る意味で大事な役目を果たします。ちなみに取付前はこのような感じです。

 

 

 

計画と完成

計画のスケッチと見比べてもおおよその構成はマッチしています。
予算との兼ね合いで多少変更はありましたが、スケッチが活きましたね。

予算

かかった費用はおおよそ以下の通りです。

  • パーテーション:¥1,5000
  • ソファ:¥35,000
  • シェルフ:¥15,000
  • TVボード:¥15,000
  • シェルチェア:¥3,000
  • シェルテーブル:¥5,000
  • ペンダントライト:¥3,000
  • インテリアグリーン:¥10,000
  • ローテーブル:¥2,000
  • ラグ:¥4,000
  • カーテン:¥3,000

 

<合計>
約¥100,000

ブランド等にあまりこだわらなければ10万円程度でコーディネートが可能です。

 

コーディネートのコツ

事例を見て頂いたので、こちらの計画のポイントを解説していきます。

ゾーン分け

冒頭に間取りは1Kと言いましたが、それだけでは「キッチンとその他」という大まかなゾーン分けになってしまいます。
ですので、その中でもどのように空間を使っていくかがポイントになります。

 

こちらの物件では以下のようにゾーン分けをしています。

  • キッチンゾーン
  • スタディゾーン
  • リラックスゾーン
  • 就寝ゾーン

 

間取りの特性上、就寝ゾーンはかなり明確に分けられます。
その他のリビングは、スタディゾーンとリラックスゾーンとして、使用に応じて分けて行きました。

ゾーン分けする際、今回はパーテーションとシェルフを使用しました。
いずれも視線を遮ぎらないよう工夫しているため、上部を開放する又はシースルーのモノとすることで空間を明確に分けず、お部屋を広く見せることができます。

テイストの統一

コーディネートする際、一般的にインテリアスタイルに分類分けすることが多いですが、個人住宅であれば明確なスタイル分けをする必要はあまりないかと思います。
ポイントは、配色素材感です。

 

カンタンな手順です。

  1. 完成をイメージ(雑誌などを参考に)
  2. 配色をチェック⇒配分の大きい3色を抽出
  3. 素材感をチェック(木質?ファブリック?革?アイアン?)
  4. 何色の何を使うか決定⇒配置
  5. 最後に小物で飾り付け

 

基本的に素材感と配色の大枠を間違えなければインテリアとしてまとまりのある空間に仕上がります。
そして全てに統一感を持たせなくとも、大枠が出来ていればあとは好みの小物等で飾り付けをするのみです♪

 

照明の活用

一言に照明と言っても様々な種類があります。

  • ペンダントライト
  • スポットライト
  • ダウンライト
  • シーリングライト
  • ブラケットライト
  • フロアスタンドライト
  • 間接照明(コーブ、コーニス)
  • 蛍光灯

etc….

今回はリビングスペースでいうと間接照明ペンダントライトフロアスタンドライトを使用しています。
特性が違いますので、用途に応じて使い分けが必要になります。

 

特にこちらの例では、間接照明がとても印象的ですが、部屋の統一感とアクセントのためペンダントライトを効果的に使用しています。
アイアン系の素材ということだけでなく、天井とフロアの中間を照らす要素としてのアクセントとなります。

照明について詳しくはこちらでも紹介しています。

 

小物やインテリアグリーンの活用

仕上げに好みの小物や季節のモノなんかを飾ってあげると賑やかな雰囲気になります。
これらはあまりインテリアスタイルに影響しないので、大量に置かなければ好みに配置してOKです。

 

またサイズ感の多様なインテリアグリーンを配置すると部屋の奥行き感が出ます。
こちらは奥がホンモノで手前がフェイクです。
水遣りや育てるのが苦手な方はフェイクでも十分でしょう。

 

まとめ

インテリアは自分の好きなものを表現出来るお気に入りの空間です。
仕事の疲れを癒したり、友人とシェアしたり様々な楽しみ方がありますが、本腰を入れて取り組むことはなかなかに大変です。

 

こちらの記事では実例を元に計画のコツや手順を紹介しましたが、実際には正しいやり方はないので好きなところから取り組むのもいいでしょう。

 

お引越しや引越し後の「そろそろ家具を揃えようかな!」という際にはご参考に頂ければと思います。

 

るにお先生

困ったことやご自身で計画できないという場合は、無料相談もやってますのでお問い合わせ下さい。

ABOUT ME
るにお
一級建築士。 大手住宅メーカーで設計士として30件以上新築戸建てを手がける。 「地元川越の魅力をもっと伝えたい!」という思いから、ランチブログを開設。 現在はゲストハウス作りに奮闘中。